有限会社天成真珠の海のようす真珠の養殖・加工・販売

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真珠ができるまで

日本一の真珠の産地・愛媛県は、三重県や長崎県など真珠生産がさかんな他県の養殖形態と大きく異なる点があります。真珠の母貝であるアコヤ貝(母貝業者)と、真珠を作る業者(真珠養殖業者)が分業をしていることです。

母貝業者の仕事
毎年、3月〜5月にふ化した(人口採抽)した貝を、翌年の11月まで約18〜20ヶ月に渡って育てます。

真珠養殖の仕事
★以下、天成真珠のスケジュールです。
時期
項目
その他の仕事
11月 卵カゴに入れる(仕立て) 11月に母貝業者から母貝を買い入れる。卵カゴに入れる。(挿核)準備。貝は越冬の準備。
4月〜5月 挿核→養生
 
6月 沖出し
 
7月 貝掃除
フジツボ、イガイ、海藻を取り除く(年に5回<3ヵ月ごと>)
10月 貝掃除(冬越し)

 
3月 貝掃除 ポンプ掃除。挿核後の貝は養殖カゴに入ったまま、1週間に1回、水圧で汚れを洗い落とす。
6月 掃除  
9月 掃除 塩水消毒(年2回)。濃塩水の中につけ、小さな付着物、生物を落とす。
12月〜1月 浜揚げ(採球)
真珠を取り出す。
【キーワード】
(1)抑制
母貝受け取り〜挿核まで〜養生。
健康で元気な母貝を注文し、受け取ることが第一の条件。卵カゴの中に適量を入れる。11月〜1月、貝の健康状態と水温などを加味して、卵カゴに詰める(通常より多め)。詰め個数を考え、加えたり、減らしたりする。3月〜4月、適水温時に貝の状態を見て最適と思われる時期に挿核する。

(2)挿核
同じ大きさのグループごとに行う。貝の肉質、肉の大きさに応じた核を入れる。

(3)養生
養生する基地筏は流れがゆるく、穏やかな場所に通常養殖より比較的深めに吊り、施術後の貝の回復を待つ(20日〜30日間)。

(1)(2)(3)の行程は真珠養殖の最も大切なスタート。特に「抑制」は挿核の準備であり、挿核適時を観る技術が真珠品質(商品率)を左右する。

(4)浜揚げ
水温が低くなるにつれ、変温動物のアコヤ貝の活用は緩やかになる。そのとき、化粧巻きをし、淡いやさしい色が出て、照りが増す。

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